大学関係者へのメール・電話のマナー

2025年03月03日/お知らせ

日本の大学の教授や事務職員と連絡を取る際、メールや電話でのコミュニケーションは重要なスキルです。ここでは、礼儀正しく効果的な連絡方法を、具体的な例を交えて紹介します。

 メール編

1. 件名:  簡潔で具体的な件名をつけましょう。(自分の名前も書き忘れないで!)

例: 「〇月〇日 ゼミの質問について(〇〇学部〇年生〇〇〇〇)」「〇〇研究会参加希望(〇〇学部〇年生〇〇〇〇)」

2. 宛名:  教授や職員の名前を間違えないように注意しましょう。

例: 「〇〇大学 〇〇学部 〇〇教授」「〇〇大学 〇〇課 〇〇様」

3. 挨拶:  丁寧な挨拶から始めましょう。

例: 「お世話になっております。」「突然のご連絡失礼いたします。」

4. 本文:  簡潔に用件を伝えましょう。

自分の名前、所属、連絡先を明記する。

用件を簡潔に、具体的に伝える。

質問がある場合は、箇条書きにするなどしてわかりやすくする。

返信期限がある場合は、その旨を伝える。

5. 結び:  丁寧な言葉で締めくくりましょう。

例: 「お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。」「ご確認のほど、よろしくお願いいたします。」

6. 署名:  自分の名前、所属、連絡先を忘れずに記載しましょう。


例文:

件名: 〇月〇日 ゼミの質問について(〇〇学部〇年生〇〇〇〇)

〇〇大学 〇〇学部 〇〇教授

お世話になっております。〇〇学部〇年生の〇〇です。

〇月〇日のゼミでご説明いただいた〇〇について、以下の点が理解できず困っております。

・〇〇について、もう少し詳しく説明していただけますでしょうか。

・〇〇の部分は、〇〇と解釈してもよろしいでしょうか。

お忙しいところ恐縮ですが、ご教示いただけますと幸いです。

よろしくお願い申し上げます。

〇〇大学 〇〇学部 〇年生

〇〇 〇〇

電話番号: 〇〇〇-〇〇〇-〇〇〇〇

メールアドレス: 〇〇〇@〇〇〇.com


 電話編

1. 時間帯:  朝9時~夕方5時頃の勤務時間内にかけましょう。

2. 挨拶:  丁寧な挨拶から始めましょう。

例: 「お世話になっております。〇〇大学の〇〇と申します。」

3. 用件:  簡潔に用件を伝えましょう。

例: 「〇〇教授はいらっしゃいますでしょうか。」「〇〇についてお伺いしたいことがあり、電話させていただきました。」

4. 聞き取り:  相手の話をしっかり聞き、メモを取りましょう。

5. 確認:  重要な点は復唱して確認しましょう。

6. お礼:  最後に丁寧にお礼を言いましょう。

例: 「お忙しいところ、ありがとうございました。」「ご丁寧にご対応いただき、ありがとうございました。」


例文:

(電話がつながったら)

「お世話になっております。〇〇大学の〇〇と申します。〇〇教授はいらっしゃいますでしょうか。」

(教授が出たら)

「〇〇教授、お忙しいところ失礼いたします。〇〇についてお伺いしたいことがあり、電話させていただきました。」

(用件を伝える)

「〇〇の件で、〇〇についてご確認したいのですが…」

(教授の説明を聞く)

「〇〇ということですね。ありがとうございます。」

(確認)

「〇〇と理解してよろしいでしょうか。」

(お礼)

「お忙しいところ、ありがとうございました。」


 その他の注意点

  1.  敬語:  丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
  2.  時間厳守:  約束した時間は厳守しましょう。
  3.  事前準備:  質問事項などを事前に整理しておきましょう。
  4.  メモ:  重要なことはメモを取り、後で確認できるようにしましょう。


以上の点に注意して、礼儀正しく効果的なコミュニケーションを心がけましょう。